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小論文って何を書くべき?

日記からはじまり、作文、読書感想文と、小学校の間から文章を書かされる(というとちょっと悪意がありますが……)機会は多くあったと思います。

その度に苦しんだ人も多いのではないでしょうか。そして高校生(ときには中学生)を苦しめるものとして「小論文」が立ちはだかります。

特に、近年利用する人も増えている「総合型選抜」という入試制度では、小論文を出題する学校も多くなっています。

小論文という名前にはなっていなくとも、自分で文章をまとめる力をはかるための試験が課せられることが大半です。

 

そこで多くの人が「小論文って何を書くべきなの?」と悩むのではないでしょうか。

「そもそも作文とはどう違うの?」と思う人もいるでしょう。

作文と小論文の大きな違いは、最終的な結論が主観的か客観的か、ではないでしょうか。

作文では「あんなことして楽しかったな。」「こんなことがあってうれしかったな。」と、

具体的で主観的なことが書けていれば、おおよそ問題ないと思います。

もちろん、自分におこったできごとを描写し、そのできごとに対する自分の思いを正しく書き表せることは大事なことです。

しかし、小論文ではそうはいきません。

小論文では、基本的にはデータや客観的な事実をもとにした、自分の考えや主張を書く必要があります。

そこには自分の体験や見聞きしたことがふくまれていることもありますが、最終的には思いや感情ではなくあくまで論理的な考え、結論を書く必要があります。

高校入試や模試でも、「作文問題」といいつつも、図表などの資料を示した上で、「自分の考えを書きなさい」といった問題が見られます。

ここでいくら自分の思いのたけをぶつけたとしても、資料に即していなければ点数にはなりませんし、そもそも「考え」を論理的に導いて書く問題なので、答え方のアプローチが違います。

与えられたテーマに、必要な資料やデータをもとにして、論理が正しく通った主張を展開していく。

これが試験で求められる小論文です。

「小論文」と名前がついていなくても、試験で求められる文章力は、多かれ少なかれこの性質を持っています。

先ほど名前のあがった「総合型選抜」では、自己推薦書や学修計画書の提出が求められることがあります。

ここでも単なる作文は求められていません。自分について、客観的なデータをふまえながら、

論理的に「だから私は貴校に行きたいと考えている」「だから私はこのように学んでいきたいと考えている」と

いうことを書く必要があります。

 

とはいえ、急に書こうと思って書けるようなものではありません。

中学時代の模試や高校の入試問題に向けた勉強を経て、書く力を付けていくものです。

弊社でも小論文対策の参考書の製作を請け負うことも増えてきました。

それだけ「書く」ということを学ぶことが重要視されている時代なのだと思います。

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